事例紹介

メール安全化システム開発

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制御アプリケーションシステム開発

ユーザー
自社
分野
ビジネス
目的
・メール添付ファイル共有の自動化およびメール送信時の情報漏洩リスク低減
担当フェーズ
要件定義・設計・制作・試験・環境構築(メールサーバー・オンラインストレージ)・マニュアル作成
利用技術(環境・言語等)
* メール安全化ゲートウェイ:C言語+Python(OSS改修)
* OS:AlmaLinux
* メールサーバ:Postfix/Sendmail(Milter連携)
* オンラインストレージ(LDAP連携)(OSS改修)
ボリューム
ソースコード(LOC):全体11K(流用10K、修正1K)
開発期間/規模
開発期間:3カ月
工数:1.5人月

概要

オープンソースソフトウェア(OSS)を活用し、メール送信時に添付ファイルを自動で切り離してオンラインストレージへアップロードする仕組みを構築しました。
従来は、手動によるアップロードおよびメールでのパスワード連絡により外部共有を行っていましたが、操作が利用者に依存しており、誤送信・情報漏洩リスクが懸念されていました。また、従来のシステムでは、カテゴリ毎にファイルの自動削除設定が必要でした。
本システムでは、従来の運用負担を軽減し、利用者が意識することなく安全な送信を実現しました。

システム構成/特徴

メール安全化ゲートウェイ

  • 添付ファイルを検知し、自動的にオンラインストレージへアップロード。
  • メール本文には安全化通知メッセージを自動挿入し、利用者操作なしでセキュリティを確保。

オンラインストレージ(WEBアプリ)

  • 社内Active DirectoryとのLDAP連携により社員アカウントを自動管理。添付ファイルは規定の日数で自動削除。

管理機能

  • 特定の送信元/送信先を安全化対象外に設定可能。緊急時は設定により安全化機能を即時停止可能。

導入効果

  • 添付ファイルの自動安全化により、情報漏洩リスクを低減。
  • 従来の運用時に必要だった手動操作や削除設定を不要化し、作業工数を削減。
  • 社員・社外受信者双方にとってシンプルな操作性を実現。

本システムの活用と提供形態について

本システムはオープンソースソフトウェア(OSS)をベースとしており、ライセンス上の制約により社内利用を前提としたシステムです。そのため、現状の形では販売・再配布は行っておりませんが、

  • 本プロジェクトで得られたメールセキュリティ強化・自動化ノウハウを活用したコンサルティング
  • 要件に応じた新規フルスクラッチ開発
  • OSSを活かした安全な社内/顧客向けシステム構築支援

などに展開可能です。ぜひご相談ください。

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