事例紹介

レーダー測定装置用ファイル操作アプリ開発

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制御アプリケーションシステム開発

ユーザー
分析・計測機器製造メーカー
分野
計測機器
担当フェーズ
外部設計~組み合わせ試験
利用技術(環境・言語等)
windows10&11/microsoft Visual Studio 2019/C#
開発期間/規模
3カ月/2KStep

プロジェクトの課題

  • 顧客が次世代レーザー散乱・分散式測定装置の開発を進めており、Windows環境でのファイル操作機能を持つサービスの開発を求められていた。

gRPCを活用したサービス開発

 顧客の要望に応える形で、gRPC(gRPC Remote Procedure Calls)を用いたWindows環境向けのファイル操作サービスを開発。これにより、ユーザーがファイルの操作をよりスムーズかつ効率的に行えるようになった

導入効果

  • 作表・集計・検算の自動化により、手作業の計算ミスと再作業を削減
  • 外部提出向けにファイル無害化(サニタイジング)を実施し、安全な配布形態へ変換
  • 旧ファイルの変換ユーティリティにより、プロジェクト立上げ時の移行コストを削減

概要

オープンソースソフトウェア(OSS)を活用し、メール送信時に添付ファイルを自動で切り離してオンラインストレージへアップロードする仕組みを構築しました。
従来は、手動によるアップロードおよびメールでのパスワード連絡により外部共有を行っていましたが、操作が利用者に依存しており、誤送信・情報漏洩リスクが懸念されていました。また、従来のシステムでは、カテゴリ毎にファイルの自動削除設定が必要でした。
本システムでは、従来の運用負担を軽減し、利用者が意識することなく安全な送信を実現しました。

システム構成/特徴

メール安全化ゲートウェイ

  • 添付ファイルを検知し、自動的にオンラインストレージへアップロード。
  • メール本文には安全化通知メッセージを自動挿入し、利用者操作なしでセキュリティを確保。

オンラインストレージ(WEBアプリ)

  • 社内Active DirectoryとのLDAP連携により社員アカウントを自動管理。添付ファイルは規定の日数で自動削除。

管理機能

  • 特定の送信元/送信先を安全化対象外に設定可能。緊急時は設定により安全化機能を即時停止可能。

導入効果

  • 添付ファイルの自動安全化により、情報漏洩リスクを低減。
  • 従来の運用時に必要だった手動操作や削除設定を不要化し、作業工数を削減。
  • 社員・社外受信者双方にとってシンプルな操作性を実現。

本システムの活用と提供形態について

本システムはオープンソースソフトウェア(OSS)をベースとしており、ライセンス上の制約により社内利用を前提としたシステムです。そのため、現状の形では販売・再配布は行っておりませんが、

  • 本プロジェクトで得られたメールセキュリティ強化・自動化ノウハウを活用したコンサルティング
  • 要件に応じた新規フルスクラッチ開発
  • OSSを活かした安全な社内/顧客向けシステム構築支援

などに展開可能です。ぜひご相談ください。

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